今年もRSGTに参加してきたよー!
はじめに
去年に引き続きRSGTに運良く参加をすることができました!
執筆担当の正月(しょうづき)です。
今回、私は去年とは違い、カスタマーサクセスチームのメンバーとして参加をしました!
去年は参加してからかなりの時間を有してから感想を書いたのですが、今回は鉄を熱いうちに打ちます!
では、さっそく…
RSGTとは?
昨年はあまりこの部分に触れていませんでしたが、RSGTとは「Regional Scrum Gathering Tokyo」の略で、世界各国の方が参加する「アジャイル」のイベントになります。
コロナ禍以降、「オンサイト(現地参加)」だけではなく「オンライン」でも「Discord」と「Zoom」を駆使したハイブリッド開催がされており、多くの人が参加されています。チケットは10月、11月、12月の1日、正午丁度に販売されるのですが、現地チケットは5分経たないうちにSold Outで、チケットも争奪戦というかなり人気の高いイベント(速報値だと、現地が400人超え、オンライン300人超え)になっています。
そんなチケット争奪戦でチケットを取って、今年も3日間参加してきました!
Day1
まずはDay1ですが、私は以下のセッションに参加してきました。
Keynote: Dynamic Reteaming, The Art and Wisdom of Changing Teams
Talk: アジャイルの価値を活かせる受託開発案件の取り方・始め方
Talk:【あなたにとって】全員正解クイズ〜相手の価値観を引き出す方法〜【スクラムとは?】
Talk: Hybrid Conferences made by Small Teams
Talk: よいチームをよい雰囲気を保ったままよい組織にスケールさせていくためにできること
Talk: アジャイル開発で役立つセキュリティプラクティス
Talk: プリウス開発に見るアジャイル開発要素と今時の進め方:続編 / The Agile Development Elements and Current Approach as Seen in Prius Development: Sequel
Day1の中でも特に印象に残っているセッションは「アジャイルの価値を活かせる受託開発案件の取り方・始め方」ですね。
今、私がやっているカスタマーサクセスの仕事に通ずるところがあり、共感していました。お客さんとのコミュニケーション、すり合わせって凄く大事なんだなぁーっと。後、途中から引き継ぐっていうのは良くないっていうところも。「カスタマーサクセス」って「お客さん」を「成功」させるチームでしょ?とか言われることがあるのですが、あくまでも「お客さんと一緒に」「成功を目指す」チームなんですよねぇ…。この辺のすり合わせが上手くいっていなくて、苦労した事があったところなので、セッション中、うんうん頷き続けていたと思いますw
そして、及部さんの「よいチームをよい雰囲気を保ったままよい組織にスケールさせていくためにできること」
及部さんはチーム転職をされていて、チームでアジャイル開発をしながら転職活動をして転職されているという本当に凄い方々だなぁーっと前回のRSGTから思っておりました。そのチームがチームで「アジャイル」するだけでなく、「組織」としてアジャイルをしていくような形に範囲を広げていくようなお話…今回のRSGT、Keynote含めてこういう話が多かった気がします。これまでは「チーム」。これからは「組織」なのかなぁーっと。ちょうどアジャイルウェアでも組織アジャイルチーム「Team.Kaizen」が発足したところなので、これからどんどんかわっていくのではないかなぁーっと期待しております!
Day2
Day2は以下のセッションに参加してきました!
Keynote: Solving The Value Equation
Talk: A Theory of Scrum Team Effectiveness 〜『ゾンビスクラムサバイバルガイド』の裏側にある科学〜
Talk: 1897年(明治30年)設立、老舗製薬企業のスクラムマスター増産計画
Talk: 激録・開発密着10ヶ月!!〜消えたスプリントゴールの行方〜
Talk: スクラムとデッドライン、壊れゆくチームをつなぎとめるもの
Talk: プロダクトをあきらめるとき
Day2では「スクラムとデッドライン、壊れゆくチームをつなぎとめるもの」が印象に残っています。デッドラインの考え方…プレイングマネージャーしていたときは同じ様なことを考えて実践して失敗してたなぁー…その後、立て直しましたが。しかし、まだまだ未熟だったあの頃…。そんな頃が思い出せました。内容としても、どういう風な形にしていくべきなのかと対比をされていて凄くわかりやすかった印象です。
そして、「プロダクトをあきらめるとき」。原田さんのお話は本当に面白かった。まず、プロダクトを開始する時に、やめるための見積もりをしよう!っというような内容。何故?っと一瞬思ったのですが、最後まで聞くと凄く理にかなっていました。これは本当に資料含めて内容を確認してもらえたらと思える内容になっていました。
この日、原田さんと食事をご一緒したのですが、
①美味しいものを食べて ②あったかくして ③よく眠る
これができなくなると病んでくると。ホント食事と寝ることは大事なのだなぁーっと。気をつけて行きたいと思います!
Day3
Day3は以下のセッションに参加しました!
Workshop: Open Space Technology
Keynote: Quality and Attractive Quality Creation Learning from the Kano Model - Kano Modelと魅力品質理論
三日目は何を行ってもOST!!!今年は私も「チームをリビルドする方法」というお題を出してきました。今年の目標がOSTでお題を出す!だったので
早速達成ですw
とりあえず、今回も楽しい寸劇から始まりましたが、長蛇の列ができるほどのお題が集まり、色々なテーブルで白熱の議論が展開されていました。英語の勉強方法とかについての話題があったりと、かなり多岐に渡っていました。
お題の内容は多岐に渡っているので、本当に楽しい時間でした。そして、何よりも、その辺でお題関係なく輪ができて議論が活発に行われていたりもするので、読者の皆様には一度参加してもらえると素晴らしい熱量がわかるかと思います。
全体を通して、多くの方々と話ができ、その中で今回も発見があったように思います。この発見を社内にフィードバックして、アジャイルにまずはチームを変えていけるように頑張っていきたいと思います。