RSGTに参加してきたよー!
はじめに
どーもー!今回の執筆担当、正月(しょうづき)です。
アジャイルウェアでプロジェクトマネージャー(PM)してます!
今回は以下のイベントに参加してきましたのでイベントレポをお届けします!(一ヶ月前のイベントの報告がここまで遅くなりました。。。)
多くの人が参加した「スクラム」のイベントになります。
皆様、最近「アジャイル」や「スクラム」って周りで聞こえませんか?
ソフトウェアの開発現場だけではなく、銀行系や政府関係のお仕事でも
この手法を使って物事を考える事が増えてきていると思います。このイベントでも多くの業界の方々とお話することができました!その内容についてご紹介したいと思います!
Day1
このイベントDay0からオンラインで始まっていたのですが、Day1から参加しました!Day1で私が参加した講演は以下の通り…。
Five Practices for Building Software with Scrum:David Bernstein
Outcomeにフォーカスするチームへのジャーニー:Yoh Nakamura
スクラムチームが自信をもってアウトカムとスプリント活動に集中するためのコツ:Tomoharu Nagasawa
「正しいものを正しくつくる」、左手に「組織を芯からアジャイルにする」:Toshihiro Ichitani
RSGT2022のOSTから学んだ人事評価における公平性と納得感を得るための軸作り:Jumpei Ito
Effective Retrospective++~楽しいだけじゃない、次の一歩を自分で踏み出し続けられるふりかえりへ~:Kazuki Mori
パワポカラオケでYYしよう! 〜スクラムの価値基準を体現?!〜:Chikako Mogami
どうすれば新しいアイデアが生まれるのか:Shimpei Takahashi
いや、Day1だけで結構な数の講演聞いていますね。しかし、時間はあっという間に終わった感じでしたー!
全部の講演が良かったのですが、特に私が印象のある講演についてご紹介します。
Outcomeにフォーカスするチームへのジャーニー
イベントを通じて、私がよく聞いたのがこの「Outcome」という言葉です。一般的に最近では使われていたのでしょうか…実は私は初めて聞きました!
中村さんの資料に出てきますが、
「Output」=「作った機能」
「Outcome」=「利用者がどう変わったか?課題が解決したか?幸せになったか?」
だそうです。確かに、作った機能によって、何が得られたかとかどう変わったのかという「顧客目線」って大切なのですよね。私も元開発者なのですが、そこの観点って開発者は見えなくなったり、忘れがちになったりしますよねー。本当、大切だなぁ−っと感じました。正にアジャイルウェアのクレドにある「人のために尽力する」を体現していかなきゃなーっと思った瞬間でした。
RSGT2022のOSTから学んだ人事評価における公平性と納得感を得るための軸作り
発表者の伊藤さん、この方、すごいなぁ−っと感じました。なんと、人事評価の制度を変えてしまったのです!なかなか人事評価制度を変えていくって大変ですよね。でも、部長になられて…モヤモヤーってしてたのを前回のRSGTで来ている方に聞いて、「カイゼン」されたそうで…。その結果報告みたいな講演だったのですが、「モヤモヤポイント」がカイゼンされているのがわかりました。
私はこの資料を参考に会社に何か提案できたらなぁ−っと思っている最中ですw
Effective Retrospective++~楽しいだけじゃない、次の一歩を自分で踏み出し続けられるふりかえりへ~
皆様の会社では「ふりかえり」ってしていますか?「ふりかえり」には実は色々な手法があるのを知っていますか?全然知らない!って人は是非是非森さんの資料を読んでください!これから「ふりかえり」をやっていこうとかどうやるの?って人は必見です!やり方や進め方に関してmiroを使って、まとめてくださっています!「ふりかえり」をする暇がないって方でも、したほうが色々と見えてきますし、何が出来ていないのかだけではなく、何が出来ていていい方向に進んだのかもわかるよーになると思います!
ちなみに私は入ってきてまだまだしっかりと「ふりかえり」が出来ていなかったりします。チームの皆とはもちろん、自分自身で「ふりかえり」をして、いい製品提供作りの体制が作っていけたらなぁ−っと思っています。
どうすれば新しいアイデアが生まれるのか
高橋さんの講演になります。この方、「無限プチプチ」を提案、開発した方なんです!色々とアイデアを持っておられて、どうしてそういう商品を生み出すことができたのかというのを説明頂けました。ダーツの的を使った説明をして頂けたのですが、それが凄くわかりやすく、とりあえず、一日一個でもいいからアイデア出さないとなぁーっという気がしました。
特に、アイデアを出すときはあえて的の中心を外すみたいなのは「なるほど」っと思いました。(最初から狙っていくとそれしか出てこなくなるからだそうです。)
Day2
二日目に私が参加してきたのは以下の講演になります!
The Agilists’ Emerging Superpower and Our Planetary Challenge:Lyssa Adkins
ログの書き方がチームの生産性を爆上げする話:Tsuyoshi Ushio
自治体DXにアジャイルなマインドとスキルはどれほど役立つのか:Yukio Okajima
「私考える人、あなた作業する人」を越えて、プロダクトマネジメントがあたりまえになるチームを明日から実現していく方法:Mori Yuya
The Stable Team - 機能する安定したチームをつくる -:Takao Oyobe
Day3
そして、Day3は短めでしたがかなり濃厚な時間を過ごすことができました!
OSTを120%楽しもう‼︎ 誰でも簡単に実践できるtips教えます。:Shuichi Matsubara
OST
なぜ変化を起こすのが難しいのか? - 数年以上に渡って難しさに向き合い考え取り組んできたこと:Yoshimasa Iwasa
Day2とDay3についてはまとめてレポート!全部良かったのですが、私が特に印象に残っている講演についてレポさせて頂きます!
ログの書き方がチームの生産性を爆上げする話
元開発者として、ログの書き方とかの大切さやその手法について今一度内容を理解しようと思って聞きました。この講演を聞くことでやはりログって大事だなぁーっと思ったのと、ログをわかりやすく出力しておくことで、後の人の理解に繋がるんですよね。これで、資料とか作ってなくても大丈夫じゃないか?ぐらいのレベルのログがあるといいんだなぁーっと改めて実感したのと…私、前職でちゃーんと残せているかなぁーっと不安になりました…。
The Stable Team - 機能する安定したチームをつくる -
この講演を受ける前に、知り合いの方から「およべってぃの話は元気もらえるよ!」って言われていたのですが…本当になんか元気をもらえました!及部さんはチーム転職などもやっていてなかなか衝撃的だったのですが…。今回の講演の「安定したチームとは?」という話…講演聞いた後に「安定したチーム」について誰かと話したくなりましたwなかなか安定したチームを作っていくというのは難しいですよね…
OST(オープン・スペース・テクノロジー)
アジャイルウェアのLycheeユーザ会でも行ったOST(オープン・スペース・テクノロジー:組織開発のワークショップ手法の1つ)に参加しました!本場は大行列ができるぐらいのお題の山々!凄い熱量!アジャイルウェア社内でやった時も結構楽しめましたが、凄い色々な業界の方々の話題が出てて見て回るだけでかなり楽しめました。また、この中で何人かの方とやり取りをさせて頂いたりして、私としては凄く充実した時間が過ごせたと思います。特に私達の製品「Lychee Redmine」に関係するようなお題もあったので、得た内容をフィードバックしていい製品作りに貢献ができればと思っております。
まとめ
初参加だったのですが全体を通して、様々な業界の方々とお話ができてよかったです!また、オンサイトでのこれ程大きなイベントに参加したのも久々でした。オンラインとのハイブリッド開催だったのですが、オンラインのDiscordもかなり盛り上がっていたようです。
それに、講演者はもちろん、参加者の熱量が凄いのなんの。スタッフの方々の連携も凄く良くてスムーズに進行されていて素晴らしいと感じました。しかし、これも何年もやっていて、その都度「ふりかえり」をして、カイゼンしていった結果だそうです。アジャイル界隈の皆様は本当に凄いなぁっと圧倒されました。
今後もこの様なイベントに参加した際はこちらで発信していければと思っておりますー!
次は「redmine.tokyo」あたりでしょうか…。それでは皆様お元気で!
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